甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンは、脂質の分解を促進し、血中コレステロールを低下させる働きがあり、甲状腺機能低下症では、その働きが低下するため、コレステロール値の高地が確認されていますが、甲状腺機能低下症の治療を行えば高脂血症は速やかに改善されます。

甲状腺機能低下症の予後は良好で、甲状腺ホルモンを補充し、甲状腺ホルモンをコントロールすれば日常生活に問題はないですが、必ず永続的でないことがあり、橋本病でも回復することがあります。

甲状腺機能低下症では、甲状腺ホルモンの欠乏による便秘、体重増加といった症状を与え、発汗亢進や動悸は、甲状腺機能亢進症でみられる自覚症状です。

TSHは、下垂体前葉から分泌され、甲状腺のヨードの取り込み、甲状腺ホルモンの合成と分割を促進し、この過程は視床下部よりのネガティブフィードバック機構によって調節されています。

甲状腺機能亢進症の場合、甲状腺ホルモンが過剰であるため、ネガティブフィードバック機構によって、TSHは下がります。

また、甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンの過剰を招く病態なので、遊離型トリヨードサイロニンと遊離サイロキシンは上昇しますが、その逆に甲状腺機能低下症では、TSHは上昇し、遊離型トリヨードサイロニンと遊離サイロキシンは低下します。

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