甲状腺の薬剤投与方法
バセドウ病に対しては、甲状腺ホルモンの正常化と維持が目的となり、TRAbの陰性化を目標として抗甲状腺薬を投与し、通常、メルカゾール 30mgから始め、甲状腺機能が正常化したら投与する量を半まで減らし、以後は、2週から4周ごとに検査を行い、甲状腺機能の正常化を保つことが出来ていれば、さらに投与量を減らします。
抗甲状腺薬を2年以上継続し、TSH値が正常な場合や、TRAbが陰性化して6ヶ月以上経過している場合には、抗甲状腺薬の休薬を考えましょう。
橋本病に対しては、甲状腺ホルモンの正常化や維持を目標として、甲状腺ホルモン薬を投与します。
甲状腺ホルモン薬は少量から開始し、FT4とFT3の正常化だけでなく、TSH値が正常になる量を維持量とし、甲状腺ホルモン薬の維持量を永久的に投与しても問題はないです。